EDの症状・原因・治療方法

EDの症状

EDの症状

EDは男性の沽券に関わる問題です。EDになってしまった事がショックでうつ病を発症してしまったというケースも少なくなくありません。EDによって自信を失い、他の事に対しても無気力になってしまうという事も多いようです。

「インポ」と言われるものがあり、これは完全に勃起しなくなってしまった状態です。EDも同じだと考えられがちですが実際にはかなり違い、時々勃起しない、途中で萎えてしまう、硬さを維持できない、などの場合もEDに含まれます。症状も軽度のものから重度のものにわかれていて、軽度の状態であれば、多くの方は「今日は疲れていただけ」と思おうとします。ですが、やがてその頻度が増え、勃起できない事の方が多くなり、気付いた時には重度のEDになってしまっていた、という事になります。

殆どの病気に言える事ですが、ある日突然発病するという事はほぼありません。症状は自覚のあるなしに関わらず、日々進行してしまっています。そして気付いた時には取り返しのつかない状態にまでなってしまっているのです。最近は20代や30代の若い方でも多く発症しています。少しでも気になる兆候があったら、早めに治療する事が大切です。あとで後悔をしないようにしましょう。

EDの症状

また、EDですから当然お相手があっての事です。ご自分だけの問題ではなく、相手も不満に思っているケースは非常に多いです。性の不満が原因で浮気、別れ、不倫、離婚につながるという事も決して少なくありません。満足させてくれない男性よりも満足させてくれる男性に惹かれてしまう、というのは無理からぬ事です。そうでなくても、男性の体の仕組みがよくわからない女性からしたら、「私に魅力を感じなくなってしまったのかもしれない」「他に好きな相手がいるのかもしれない」と不安に思ってしまっても不思議ではありません。EDを治療するのは、自分のためだけではなく相手のためでもあります。

さまざまなED

最近は、奥さんなど特定の人に対してだけ勃起しない「妻だけED」や、排卵日に迫られることでプレッシャーを感じてしまって勃起しなくなるなど特定の状況で発症する「排卵日ED」、アイドルやまんが、アニメなどの二次元にしか興奮しない、自慰はできるけど相手を前にするとうまく勃起できないなど様々なものがありますが、これらもEDに含まれるとされています。また、EDの方は朝だちはするという方が多いと言われています。朝だちは正常という事は精神的な原因が考えられますが、朝だちするからEDではないとは言えません。このような症状がある方も注意が必要です。

EDの原因

EDの原因

EDは加齢が原因だと考える方が多いかもしれません。確かに最も多いのは加齢ですが、最近は精神的なものなど様々な原因で発症しています。まずは原因を知る事が大切です。喫煙、過度の飲酒も大きな原因と言われています。

器質性ED

器質性は、身体的な原因で発症します。加齢が最も大きな原因です。それ以外に生活習慣病が原因の場合も多く、特に糖尿病の方は8割はEDを発症しているとされています。それ以外に、脳出血、脳腫瘍、アルツハイマー病などの神経の障害によって起こるケース、前立腺がんの摘出によって血管、神経を損傷してしまったケース、交通事故などの骨盤骨折などのケースなどもあり、前立腺肥大症などの泌尿器科系の病気、椎間板ヘルニアなども原因となります。

心因性ED

器質性が高齢者の方に多いのに対し、心因性は若い方に増加しています。精神的な原因で発症します。相手との関係性、過度の緊張、コンプレックス、トラウマ、性行為に対する罪悪感など以外にも、仕事や人間関係、経済問題などのストレスや睡眠不足、疲れなど、日常的なものも関係します。男性は大変デリケートなので、気がかりな点があると集中できなくなってしまうのです。これは現実心因と呼ばれ、本人も自覚している事が多く、悩みがなくなればEDも改善するとされています。

これに対し、自覚がない事が多いのが深層心因と呼ばれるものです。これは心の奥底にあるもので、幼少期のトラウマ、同性愛、近親交感、特殊な性癖、憎しみ、妬みなどがあります。本人も全く気付いていない場合が多いため原因を特定できない場合が多く、さらに治療には専門の心理療法などが必要になる事が多いとされています。そのため、治療には時間を要するとされています。

薬剤性ED

薬剤性ED

服用している薬の副作用が原因です。特に抗うつ薬、不整脈治療薬などに多く、最近は若い方でもうつ病が増えている事から、薬剤性EDの方は多いのではないかとされています。また、日本では、EDは命に関わる病気ではないため、薬の副作用として明記されていないケースが多いようです。そのため医師や薬剤師ですら把握していない場合もあるようなので、服用している薬がある方は、一度調べてみましょう。

勿論、現在服用している薬を突然中断しては危険ですのでやめましょう。副作用の少ない薬に変更できないかなど、医師に相談してみて下さい。服用している薬が変更できないとしても、ED治療薬と併用して問題ないという場合もあります。

混合性ED

上記の原因が複数あわさって起こります。たとえば、糖尿病にかかってしまい、それを気に病んでうつ病になってしまったり、脂質異常症になってしまい、さらに脂質異常症治療剤は副作用がEDとして起こる事があるとされています。現代はこの混合性が最も多いと言われていますが、治療は時間がかかると言われています。それぞれの方向から治療する事が近道になります。

EDの治療方法

>EDの治療方法

EDには、治療方法がいくつかあります。病院で治療してもらう事も可能ですが、日本では保険が適用されないため高額になります。

ED治療薬

病院で治療の場合、健康面などで問題がなければまずは投薬治療になります。バイアグラレビトラシアリスが日本で認可されています。臨床試験でも80%以上の方に効果があったとされる医療医薬品で、様々な原因に対して効果があります。また、「もう歳だから」と諦める必要はありません。80歳代の方でも治療薬を服用してEDを改善したという方が大勢いらっしゃいます。高齢者の方は服用に関しては慎重になる必要がありますが、お悩みでしたら医師に相談してみましょう。

ED治療薬は毎日服用するわけではなく、必要な時に服用するだけです。効果も数時間から2日程度で切れますし、薬が体内に残留するような事もありません。飲み忘れる心配もなく、非常に使い勝手がいいお薬です。また、飲めば勝手に勃起するというわけではなく、性的刺激があった時にのみ勃起します。興奮がおさまれば勃起もおさまりますので、日常生活には問題はありません。最も手軽で効果が高く即効性があるので、まずはED治療薬を服用するのをお勧めします。

ICI治療(陰茎海綿体注射)

ICI治療(陰茎海綿体注射)

ED治療薬が何らかの理由によって服用できなかったり効果がなかった場合にされるのがICI治療です。陰茎に直接注射をする事で強制的に勃起させます。ICIの場合は、性的興奮がなくても勝手に勃起します。5~10分程度で効果があらわれるので、病院で注射をしてもらった場合帰宅してすぐに性交に及ばなくてはいけません。なお、射精した後も効果が切れるまでは勃起は持続するとされています。

97%の方に効果があるとされていて、効果だけを考えれば大変良い治療方法ですが、保険が適用されないため1回につき10000円前後の費用がかかります。また、この治療方法は日本では認可されていません。そのためもしもなにかあったとしても全て自己責任となってしまいます。医師の指導があれば自宅で自分で注射できる場合もありますが、直接注射をするとなると、相当覚悟が必要なのではないでしょうか。なお、針は髪の毛ほどの細さなので痛みはほぼないとされています。稀に陰茎の疝痛などの副作用が起こる場合もあるようです。

ED1000

ED1000

ED1000は、患部に衝撃波を与え、血管再生を促してEDを根本から治療しようとする治療方法です。新しい血管をつくることにより陰茎周辺の血流量を増やす効果があります。ただし、これはまだ実績が少なく、効果があったのも60~70%とされています。治療できる病院も全国で数か所とかなり限られていて、さらに週2回、約2ヵ月(その間に3週間のお休みがあります)の通院が必要になります。保険も適用されませんので治療費は30万円前後と高額になります。

ED治療薬のジェネリック

EDの症状・原因・治療方法